本記事について
『Battlefield 2042』(略称:BF2042、日本語名:バトルフィールド2042) には大きく3つのプレイモードがあります。起動後のメニュー画面で左から、「All-out Warfare」、「Hazard Zone」、「Portal」の3つです。
この内、今回は「Hazard Zone」で取得可能なトロフィーにフォーカスし、該当するトロフィー3つの取得方法や、トロフィー取得におすすめの装備・攻略法をご紹介したいと思います。
ハザードゾーンのトロフィーは今作で難易度が一番高いかもしれません。
少しでも取得しやすくなるよう、おすすめの装備や脱出方法をご紹介していきます!
Hazard Zoneで取得可能なトロフィー(計3個)
「Hazard Zone」では以下の3つのトロフィーが取得可能です。
一つずつ順番に攻略方法を見ていきましょう。なお、上記の枠内はデフォルトのトロフィー順での順番になっていますが、この記事では説明をわかりやすくするため、下から上へ(「出口を確保」から「脱出の名手」)の順番で見ていきます。
「出口を確保」のトロフィーについて
取得条件について
「出口を確保」のトロフィーは「分隊員を誰一人死亡させずにHazard Zoneから脱出する」ことが条件になっています。
条件をよく見ると、誰一人死亡させずに、という記載になっています。つまり、完全な死亡はNGだけどダウンまではOK、ということです。たとえ仲間がダウンしてしまったとしても諦めず、蘇生をしてあげれば大丈夫です。
もちろんフレンドと分隊を組んだほうが取りやすいとは思いますが、野良(フレンドではなくランダムにマッチングしたプレイヤーと)でも条件は達成可能です。
なお、余談ですが、ゲーム内のプレイヤーカードに設定できる「タグ」にこのトロフィーと全く同じ条件のタグがあります。そのタグの名前は「脱出の名手」です。トロフィーの方の「脱出の名手」はまた違った取得条件のトロフィーですので、混乱しないようにご注意ください。
なんで同じ名前にしたんでしょうか…
おすすめの装備
おすすめのトロフィー取得のための装備についてご紹介していきます。なお、この装備は「出口を確保」を狙う時だけでなく、ハザードゾーンで脱出を狙う時全般におすすめです。
スペシャリスト
スペシャリストは「ファルック」を選ぶのが良いと思います。
理由としてはファルックの「蘇生能力」、それに加えて「S21シレットピストルの回復力」によって味方の継戦能力が上がり、ハザードゾーンの対人戦で勝てる可能性を高められるからです。
まずは蘇生能力について、ファルックはダウンした味方を全回復で蘇生できる能力を持っています。
全回復ですぐに戦線に戻れるのはハザードゾーンにおいてとても有効なアビリティです。各分隊には4人ずつしかいない以上1人でも欠けると戦力が3/4になります。他のスペシャリストだと例えその時に蘇生できたとしても体力の50%しか回復しないところ、ファルックであればすかさず戦闘に戻ってもらうことが出来ます。
相手からしたら、1人ダウンさせてもすぐに全回復で蘇生されるので厄介に感じるはずです。ファルックを使っていないときでも蘇生は非常に大事なので、可能であればできる限り蘇生を心がけた方が良いです。
S21シレットピストルによる回復能力を駆使することも非常に重要です。
本作は「Call of Duty」などの他のFPSゲームに比べ、体力が全回復するまでが遅いです。それ故、回復を図ろうとすると結構な時間のロスになってしまい、その間に敵に有利なポジションを取られたり、残った味方が人数的ディスアドバンテージになるのでその間にやられたりする可能性が高くなってきます。
S21シレットピストルを使用してすかさず瀕死の味方を回復することで継続して戦闘ができれば死なずに勝てる可能性も上がってきますね。回復ばかりに徹すると攻撃面が弱くなってしまうので、攻撃しながら自分の回復に併せて味方も回復する、といった立ち回りができるとベストかも知れません。
武器
武器については、ハザードゾーンは近距離戦よりも中~遠距離戦の交戦距離になることが多いので、中~遠距離における強武器の「SVK」、もしくは近~中距離も行ける「AK-24」をおすすめします。
武器のアタッチメントは「All-out Warfare」などで設定したものがハザードゾーンでも適用されますので、事前にソロモードでアタッチメントを解除した上で、自分に合ったアタッチメントを設定しておいた方が良いと思います。
ソロモードでのアンロックについて詳しくは以下をご確認ください。
また、ソロモードでのキルの稼ぎ方については以下記事をご参照ください。
投擲武器
投擲武器については、「発煙弾」もしくは「近接センサー」がおすすめです。
まずは「発煙弾」からおすすめの理由をご説明します。
発煙弾を使用すればファルックで味方の蘇生を行う時に発煙弾で被弾を防ぐことができるようになります。とっさの蘇生が必要になった時には発煙弾を使用した上で蘇生に向かうようにしましょう。
また、脱出時にも発煙弾は非常に有効です。脱出機に乗り込む時に発煙弾を炊いた上で乗り込むようにすることで、せっかく近づいてきた脱出機に乗り込む直前までいったのにそこで死んでしまう可能性を下げることが出来ます。
もう一つは「近接センサー」です。
「All-out Warfare」でも猛威を振るう近接センサー。ハザードゾーンでも近接センサーは索敵能力が非常に高く、敵の居場所を暴くのにとても有効な投擲武器です。
敵を1人でも見かけたら近くに近接センサーを投げ込むことで他分隊員の居場所を見抜くことが出来ます。また、ハザードゾーンはAIボットも多く配置されているので、AIボットの場所も分かるようになるのはかなり便利です。
ガジェット
ガジェットは「弾薬箱」、もしくは「無反動M5」がおすすめです。
まずは「弾薬箱」から。
武器の弾を補充できることももちろんできますし、「投擲武器」の補充もいつでもできるようになります。
投擲武器の「発煙弾」と「近接センサー」はいずれも非常に有効な一方で、使用したい時に使えない可能性もあります。弾薬箱を置けば瞬時に1つは残数が戻りますので、もし投擲武器が一つでも少なくなっている場合は弾薬箱を置き、所持している投擲武器の数が常にマックスの状態になるように心がけるといざという時に困りません。
もう一つおすすめなのが「無反動M5」です。
ハザードゾーンで登場するビークルは「LATV4リコン」だけですが、このリコンが非常に強力です。敵のリコンと接敵したときに対抗できる手段がないと、銃で運転席に座っている敵を撃ち抜くことも可能ですが、その間にやられてしまう可能性も高いです。
その場合、自分もリコンを持っていれば良いですが、自分のリコンが見つかるまでは「無反動M5」でビークル破壊を狙うことができます。唯一登場するビークルに対抗手段を持てるようになるので、「無反動M5」を当てるのが得意な場合はこちらもおすすめです。
おすすめの攻略法
脱出してハザードゾーンの通貨を貯める
おすすめの装備もそもそも装備できなければ意味がないので、一度でも脱出してハザードゾーンの通貨を貯め、デフォルト装備から変更できるようにしてください。
データドライブをいくつか持って脱出さえできればポイントが結構貯まるので、あまり気にすること無く装備を整えることが出来ます。
なお、「タクティカルアイテム」と言って、他のゲームでいう「パーク」の様なものを購入することは可能ですが、劇的に強くなれるわけではありません。「高速回復II」という回復が50%早くなるものや、弾薬箱を使わないのであれば「投擲武器増量II」という投擲武器が2つ多く持てるようになるパーク等が強いて言えば使えそうだとは思いますが、使いすぎるとコストがかさむのには要注意です。
アップリンクが非常に重要
前述したとおり、ハザードゾーンに唯一登場するビークルは「LATV4リコン」です。このリコンを持っているか持どうかで、脱出の難易度が大幅に変わります。
リコンは時々AIボットが乗っているものを奪う事ができる他、フィールド上に点在している「軽装甲車両アップリンク」を起動することで呼び出すことが可能になります。以下の画像のマークですので、見かけたら必ず起動しておくことをおすすめします。
リコンの兵装は「30mm機関砲」を別モードでアンロックした上で、「ミニガン」から「30mm機関砲」に事前に変更しておくことをおすすめします。現在は「All-out Warfare」のソロモードでも武器のアタッチメント同様に兵装も解除可能ですので、アンロックにそこまで時間はかからないはずです。
また、リコンに併せてレンジャーも呼び出しておくと心強いです。レンジャーも同じようにフィールド上のアップリンクを起動することで呼び出せるので、見かけたら起動するようにしましょう。
脱出機到着まで
死なずに脱出を目指すのであればデータドライブを積極的に拾う必要はありませんが、軽装甲車両とレンジャーのアップリンクを探す必要があるのと、野良だとそういった意思疎通を行うのも難しいので、結局脱出まではデータドライブを拾い集めて過ごすことになることが多いです。
データドライブの周りにはAIボットがいることもあるので「近接センサー」を持っている場合はデータドライブ周りに投げる準備をしておきましょう。また、AIボットと戦闘しているのを聞きつけて敵が来ることもあるので、AIボットを片付けた後も油断しないよう、周りを索敵するように心がけると良いと思います。
脱出機に乗り込む際
脱出地点へはリコンで近くまで行き、周りを索敵しながら待ちましょう。もし敵が近づいてきたらなるべくリコンに乗ったまま交戦してダウンしないように行動し、脱出機が来るまでとにかく耐える必要があります。AIボットが脱出地点の周りに湧くこともあるので、それも倒し終えておくようにしましょう。
脱出機到着後は、リコンを捨てて脱出機に乗り込むタイミングを見計らう必要があります。この時、「発煙弾」を持っていれば乗り込みやすくなりますね。射線を遮れる様な場所に投げることを忘れないでください。
脱出機に入った後、実はダウンをしている状態でもカウントダウンが終われば脱出が成功します。死亡までいってしまうと「出口を確保」のトロフィーは取れなくなってしまいますが、脱出機の中にさえ入ればダウンまではOK、と覚えておきましょう。
バグについて
分隊員が誰も死亡せずに脱出でき、トロフィー解除!というわけにはいかないのが本作のトロフィーです。
このトロフィーもバグが発生して、一度条件を達成できても解除されない可能性があります。その場合はそれ以降も条件達成を繰り返して、誰も死亡せずに脱出を行うことを何度か行う必要があります。何度やれば取得できるかがわからないのがこのバグの非常に困るところです…。
どっちみち別のトロフィーのために何度も脱出する必要があるのですが、やっと条件が達成出来たと思ってもトロフィーが取得出来ない時はかなりがっかりですよね…。
「ため込み屋」のトロフィーについて
取得条件について
「ため込み屋」のトロフィーは「Hazard Zoneで合計50個のデータドライブとともに脱出を成功させる」ことが条件です。
分隊員が拾ったデータドライブはどうやらカウントされないようで、あくまで自分で集めたデータドライブが50個に達しないとトロフィー取得にはならないようです。
一度に自分が持てるデータドライブは3つです(タクティカルアイテムを使用すれば最大5つ)。毎回持てる最大容量までデータドライブを集められたとしても、17回分は収集と脱出が必要になります。データドライブを集めた上で脱出する必要があるので、難易度としては結構高めですね。
難易度が高めかと思いきや…(次に続く)
バグについて
実はこのトロフィー、脱出に成功することが条件に入っていますが、データドライブを自分で拾いさえすれば良いだけで脱出をする必要はありません。
フィールド上にあるデータドライブを50個集めればトロフィーが取得可能になっています。
こういう、ユーザーが少し得するようなトロフィーのバグばかりであれば良かったのですが…。
「脱出の名手」のトロフィーについて
取得条件と、やはりバグについて
「脱出の名手」は「Hazard Zoneで25回脱出する」ことが条件になっています。
試合の中盤と終盤に脱出機がマップのどこかに到着しますので、それに乗り込んで脱出を行うということを文字通り25回すればトロフィー取得が可能…なはずなのですが、こちらのトロフィーもバグが発生する可能性があります。
その場合はもう何度か脱出を繰り返せば、いずれトロフィーが解除されるはずです。
もう今作ではおなじみのトロフィーバグになって来ましたね…。
時間はそれなりにかかる
25回(もしくはそれ以上)の脱出は回数としてかなり多く、時間がかかります。
他のモードである「コンクエスト」や「ブレークスルー」ほどハザードゾーンは1ラウンドが長くないですが、それでも毎回脱出できるとは限らないので、たとえば4回に1回は脱出出来たとしても100回プレイが必要になります。1ラウンドに15分かかったとして、15分x100プレイ=1,500分(25時間)…。かなり根気が要りますね。
ハザードゾーンではフィールド上の「データドライブ」を取得した上で脱出することが目的となっていますが、このトロフィーは脱出さえできれば良いので、データドライブは道すがらに見つけられたものを収集するぐらいで十分です。最優先は脱出することです。
ラウンド中盤に登場する脱出機で脱出したほうが早いので、自分に近ければなるべく中盤に脱出しましょう。前述の「出口を確保」のトロフィーの説明にておすすめの装備や攻略法をご紹介していますので、そちらを参考にしていただければと思います。
ハザードゾーンの3つのトロフィーの中ではこのトロフィーが一番最後に取得することになると思います。最後まで取得された方、本当にお疲れさまでした!
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