【Hades】トロコン後の正直レビュー&トロフィー概要

レビュー&トロフィー概要。評判通りの神ゲー!!PS5
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はじめに

Supergiant Games開発のPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X/S版が2021年8月13日に発売したゲーム、『Hades』(日本語名:ハデス)をクリア&トロフィーコンプリートしました。

プレイして良かったと思う点、気になった点について正直に書いていきます

直接的なネタバレは避けていますが、気になる方はご注意ください。

公式トレーラー
発売日2021年09月30日
ジャンルローグライク・アクション
価格3,300円(税込)
開発元Supergiant Games
発売元Private Division
CEROC(15才以上対象)
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総評・評価

世間の評価を信じてプレイして良かった!

中毒性の高いローグライク・アクションゲーム!

Metacriticというエンタメ系の評価サイトでPS5用ゲームの堂々の評価1位を獲得しており、50以上のゲーム関係の賞も受賞している本作。元々はPC/Switch向けに2020年に発売したゲームですが、昨年PS5を含めた他プラットフォームにも発売しました。

以下に良かった点をまとめます。

  • ローグライクだけど周回毎に着実な成長を感じられる
  • 各キャラクターに用意されているセリフ量の多さ
  • 取得可能な功徳(スキル)の多さとバランスの良さ

以下に気になった点をまとめます。

  • ボス戦は少しマンネリしてくる
  • 周回において「エリュシオン」が若干面倒くさい
  • 狙いのストーリーを進行させるのが難しい
評価

4.5/5.0

参考プレイ時間:60時間(トロコンまで)

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良かった点

  • ローグライクだけど周回毎に着実な成長を感じられる
  • 各キャラクターに用意されているセリフ量の多さ
  • 功徳(スキル)の豊富さとそのバランスの良さ

ローグライクだけど周回毎に着実な成長を感じられる

このゲームをプレイする前は、自分にとって「ローグライクのゲーム=難しいゲーム」というイメージでした。

周回ごとにいくら頑張っても少しのミスで台無しになってしまう。そんなイメージがローグライクのゲームにはあったのですが、本作に関しては永続的な成長要素が色々と準備されていて、たとえ途中でゲームオーバーになったとしても周回一つ一つが無駄にならないように作られていました。

冥夜の鏡の画像
強化要素の一つ、冥夜の鏡

例えば「冥夜の鏡」という主人公のステータスを恒久的に強化できる要素であったり、「宮大工」に依頼を出すことでダンジョンの中で様々なサポートが用意される要素など、繰り返しプレイすることで主人公が少しずつ強く、そして目的である「冥界からの脱出」がしやすくなっていきます。

失敗した周回でも決して時間の無駄にはならないところが忙しい現代人にありがたく、時間をかけるだけ着実な成長に繋がるのが何度も周回してしまうモチベーションになっていました。

各キャラクターに用意されているセリフ量の多さ

本作はギリシャ神話の神々になぞらえた様々なキャラクターが登場します。

狩猟の女神アルテミスの画像
登場人物の1人、「狩猟の女神アルテミス」

ストーリー自体もキャラクター同士の会話をベースに繰り広げられていき、故にキャラクターに出会ったら必ず会話をしておくことが重要なのですが、キャラクターとの会話のセリフ量が膨大に用意されています。

自分はトロコンまで70回ほど脱出を繰り返したのですが、ほとんどのキャラが見たことのない新規のセリフを最後まで喋り続けました。各登場人物の背景、キャラ付け、ストーリーがかなり作り込まれていることを感じました。

功徳(スキル)の豊富さとそのバランスの良さ

主人公がダンジョン(冥界)を脱出するにあたって、様々な功徳(他のゲームでいう「スキル」)を与えてもらいながら脱出を目指すことになります。

出てくる神々もランダム、もらえる功徳も種類が多いので、色々な組み合わせを試すことが可能です。賜物というアクセサリーを使用することである程度出現する神々も操作可能になるので、慣れてきたら任意の組み合わせを作ることもできます。

ポセイドンからもらえる功徳の画像
ポセイドンからもらえる功徳の一例

これだけ功徳があるのに、どの神が出ても「ハズレ感」みたいなものはなく、この神が絶対に強い!というのもなく、全体的にバランスが良いです。まずは何も考えずにゲームをプレイしながら徐々にそれぞれの神や功徳の特徴を学んでいくことで、自分が考える強い組み合わせ(ビルド)を組み立てていくことが楽しくなっていきます。

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気になった点

  • ボス戦は少しマンネリしてくる
  • 周回において「エリュシオン」が若干面倒くさい
  • 狙いのストーリーを進行させるのが難しい

ボス戦は少しマンネリしてくる

何度も周回することになる本作において、ステージも雑魚敵もランダムに変わりますが、エリアの最後に出現するボスは毎回固定で同じボスが出てきます。

メガイラの画像
最初のエリアのボス、メガイラ

予測できるからこそ対策もできて、それが楽しさにつながっている部分もあると思いますが、やはり何度も倒していると最終エリアのボスですら最終的には若干の作業感が出てきてしまいました。

ボスの攻撃を1段階パワーアップさせることも可能なのですが、何度も周回を重ねているとやはりそのもう1段階にも慣れてしまいます。自分が強くなっている証拠だと思うので大きく気になるポイントではなかったのですが、各ボスもう少し何かしら変化があればな、と思いました。

周回において「エリュシオン」が若干面倒くさい

本作はエリアがいくつかに分かれていて、各エリアにそれぞれ特徴があるのですが、その中でも「エリュシオン」というエリアが個人的には苦手でした。

エリュシオンの画像
第3のエリア、エリュシオン

「エリュシオン」は周回をするにあたって若干の面倒くささをどうしても感じてしまう部分があって…このエリアには一度倒しても放っておくと復活してしまう敵が出てくるのですが、割と体力が多いクセに一度倒しても中身をもう一度倒さないと完全には倒しきれず、ちょっと爽快感に欠けるように思いました。

エグザルトの画像
正式な名前は「エグザルト」らしい

中には盾を持っているバリエーションもいて前方からの攻撃を完全に塞いでしまうのもあって、サクッと周回を進めたい中では邪魔な敵筆頭でした。

狙いのストーリーを進行させるのが難しい

本作では様々なサブプロットが用意されていて、それらを進めることで好感度を上がることができるようになったり、中には「冥友」という協力なサポートを得られる召喚能力が獲得できるキャラもいます。

シシュポスの画像
サブプロットに絡むキャラの1人、シシュポス

サブプロットを進めるにあたって、特定のキャラから特定の会話を引き出す必要があるのですが、膨大にセリフが用意されていることで目的のセリフにたどり着くまでに他のセリフを引き出す必要があり、何度も何度も目的のキャラと会話する必要があり、結構根気のいる作業が必要となっています

そのキャラにまず会えるかどうかもランダム要素が絡むので、なるべく最初から意識してサブプロットを進めないと必要な脱出回数がかさむことになります。脱出自体も楽しいので大きい問題ではないのですが、狙っているストーリーが展開されないとすこしやきもきしてしまいました。

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まとめ

最終的には70回ほど脱出試行を行いましたが、脱出するのが楽しく、そして何周やっても楽しさが褪せることがなく、最後まで楽しむことができました

万人におすすめできる、洗練されたローグライクアクションゲームでした。

寝る前に毎日3~4回脱出することをノルマにトロコンまで楽しめて、トロコン後もやめることができず何回か脱出を繰り返してました笑 是非遊んでみてほしいです!

では!

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トロフィーについて

レビュー内でもお伝えしたとおり、サブプロットを進めるため、可能なときは必ずキャラと会話をしておくことがとても重要です。

また、最初は好感度を上げるための「ネクタル」が希少なので、ダンジョン内でランダムに会える「!」マークの扉を通って出会う人を優先していくのが良いと思います。中盤からは「周旋屋」でいくらでも「ネクタル」を手に入れることができるようになるので、出会う人にどんどん「ネクタル」を上げていきましょう。

あとは「賜物」のレベル3のために、レベル3になった「賜物」は極力使わないようにした方が良いです。

「功徳」や「ダイダロスの槌」はなるべく予言の書アイコンが付いている、選択したことのないものを選んでください。功徳を全種類もらうことが予言の書(ミッション)の条件にもなっているので、色んな物資がもらえます。

自分はプラチナトロフィーまで約60時間ほどかかりました。ご参考まで。

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