【妖怪ウォッチ1 スマホ】妖怪ウォッチ2が大好きで何百時間もやったファンが正直レビュー

レビュー。妖怪ウォッチの原点をスマホの高画質で遊ぼうスマホ
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はじめに

レベルファイブ社開発のスマホ版が2021年7月10日に発売したゲーム、『妖怪ウォッチ1 スマホ』クリア&一通りのやりこみが終わりました。

オリジナルは2013年7月11日に発売したニンテンドー3DS用のゲームで、後にリメイクとして『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』が2019年10月10日に発売されました。スマホ版はSwitch版をベースとしています。

プレイして良かったと思う点、気になった点について正直に書いていきます

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総評・評価

ネット対戦もないしキャラの性格も今のアニメと違うけど、妖怪ウォッチの楽しさは変わらず!スマホになり高画質な妖怪ウォッチが手のひらで手軽に遊べる

妖怪ウォッチが大ブームを起こしていた頃当時僕も妖怪ウォッチ2にドハマリしていました。色んなところに3DSを持ち歩いて、ゲーム主導で行き先を考えたり…とてもいい思い出です。

スマホで妖怪ウォッチが出ることは以前から発表されてましたが、初の発表があったのは確か2016年。そこから5年経った今年、いきなりスマホ版が配信開始されるのがわかったときには胸が高鳴りました。

妖怪ウォッチ1と2はシステム的にもよく似ていて、もちろん2の方が色んな面でパワーアップしているのですが、2に馴染みのある自分にとっては1のシステムはすんなり入り込めました。スマホでできる気軽さもあり、誰でも楽しめるゲームだと思います

以下に良かった点をまとめます。

  • かわいい妖怪を集めるのが楽しい
  • バトルも突き詰めると奥が深い
  • グラフィックの高画質化

以下に気になった点をまとめます。

  • ストーリーは短いしキャラの性格も今と違う
  • 作業感の強いマラソン周回
  • ネット対戦がない
評価

4.0/5.0

参考プレイ時間:約20時間(クリアまで) / 約80時間(クリア後のやりこみや妖怪集め)

妖怪ウォッチシリーズについては以下の作品をプレイ済みです。

  • 『妖怪ウォッチ2 本家』 (3DS、2014年7月10日発売)
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良かった点

  • かわいい妖怪を集めるのが楽しい
  • バトルも突き詰めると奥が深い
  • グラフィックの高画質化

かわいい妖怪を集めるのが楽しい

やっぱり妖怪ウォッチシリーズの醍醐味は妖怪のキャラの魅力と、そのキャラを集める楽しさにあると思います。ゲーム的には「集める」って言うんじゃなくて「ともだちにする」と言ったほうがふさわしいんでしょうが笑

どの妖怪も一癖も二癖もあるネーミングセンスやデザインセンスが光っていて、大人になった自分でも声に出して言いたくなります。そして可愛い。

僕が一番好きなのはダラケ刀です。刀にダラケている、見た目もかわいい、そして戦闘でもまあまあ強い。僕も私生活ではダラケ刀に取り憑かれている気がします。

ダラケ刀の画像
刀なのにダラケて鼻ほじってるって、かわいい

ちなみに残念ながらこの界隈では一番有名なジバニャンは本作ではあまりメインストーリーに絡んできません。初代ポケモンでは電気ネズミさんもあまり目立ってなかったですもんね…その後ピカチュウ専用バージョン出たけど笑

バトルも突き詰めると奥が深い

かわいい見た目の妖怪たちですが、バトルは奥深いですし、パーティ構成を考えるのが非常に楽しいです。

妖怪毎にスキルが設定されていて、例えば敵から狙われにくいスキル、特定の妖怪と隣合わせにすると強くなるスキル、隣にいる妖怪を回復するスキルなどがあり、どのスキルを持った妖怪をパーティに入れるのかで色々考えされます

戦闘シーンの画像
戦闘自体はオートで進むが必殺技やアイテムは自分で操作

また、妖怪には種族が設定されているのですが、同じ種族の人を隣り合わせにすると個性が伸びたりするという要素もあります。もちろん妖怪毎に使える技や妖術も違い、持たせるアイテムによっても戦術の幅が広がります。

ランクの上の妖怪の方が基本的に能力は高いですが、ネットで検索すると、ランクが低い妖怪を中心としたビルドも存在するのが面白いですね!色々調べていると、こういうパーティを作る人もいるんだ、というのに驚かされます。

自分の好きな妖怪を中心にパーティを考えるのも良いですし、強い妖怪ばかりのパーティにしてもいいし。とにかく自分好みのパーティ構成を考えるのがとても楽しいゲームです

グラフィックの高画質化

初代は3DSで登場しました。もちろん3DSも当時の基準では画質が悪かったわけではないですが、前回のSwitchリマスター・今回のスマホ移植によって、グラフィックが高画質化されています。

かわいい妖怪たちもくっきり見えるし、町並みやキャラもとてもきれいになっています。

さくらニュータウンの画像
さくらニュータウンの街並みもとても綺麗

本作、そして妖怪ウォッチシリーズの魅力の一つがノスタルジックな町並みだと思っています。ひと夏の冒険感を味わいつつ、子供の頃の夏休みを思い出しながら、日常の中で妖怪によって巻き起こるちょっとした「不思議」を楽しめるのが本シリーズの魅力だと思うのですが、高画質化の恩恵がこの魅力を引き立てていると思いました。

当時3DSでやっていた妖怪ウォッチ2などの画質を今見ると、当然なのですが全然違いますね。これがスマホで気軽にできるので、ここ数年の間でもだいぶ進化しているのを改めて実感しました。

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気になった点

  • ストーリーは短いしキャラの性格も今と違う
  • 作業感の強いマラソン周回
  • ネット対戦がない

ストーリーは短いしキャラの性格も今と違う

妖怪ウォッチの第1作目というのもあるのか、ストーリーは短いですしメインシナリオに関して引き込まれるようなシナリオが用意されているわけではありません。妖怪を育成したりともだちにすることに時間はかかりますが、ストーリー自体はそこまで長いわけではなかったです。

ストーリーがあっという間に終わることを表した画像
ストーリーはあっという間に終わっちゃいます

また、妖怪ウォッチ2やアニメの方に馴染みのある僕からしても、ウィスパーの性格には少し違和感がありました。妖怪ウォッチの原型というよりは、どちらかというとプロトタイプだったという言い方の方がしっくりくる気がします。

前述した通りジバニャンもそこまで大きく絡んでくるわけではないので、おなじみのキャラのワチャワチャ感は少し薄いかもしれないです。

作業感の強いマラソン周回

レアな妖怪や、ランクの高い妖怪については捕まえるまで相当時間がかかります。まあ、レアだしランクの高い妖怪だから当然かもしれないのですが、ハマったゲームについてはとことんやりこみをしたい僕のような人からしたら、あまりにもそういった妖怪がともだちになってくれる確率が低すぎて絶望しかけることが度々ありました

ともだちになってくれるまでには、そもそもその妖怪が登場するかどうかをマップを探し回って、いなければアプリリセット→マップ探索を繰り返し、ようやく発見しても戦闘後にその妖怪がともだちになってくれるのも運頼みです。

マラソンする様の画像
ひたすらマラソンするのはやっぱりつらい

好物を与えたり、さすらい玉で仲間になりやすくしたり、スキルでもなりやすくしたりと色々とやり方はあるのですが、これら全部を行っても何度も何度も周回しないとともだちになってくれないことが多くて、なんで!どうして!と嘆きながらプレイしてました

妖怪集めは妖怪ウォッチの楽しさの一つでもあるのですが、とことんやり込んで全員をともだちにしようとする人はある程度覚悟が必要です

ネット対戦がない

せっかくの戦闘の奥深さ、パーティ構成を考える楽しさ、妖怪を集める面白さがあるのに、スマホ版ではそれを発揮するためのネット対戦がありません

Switch版の通信対戦についての画像
Switch版では通信対戦が押されているのに、スマホは未実装(画像は公式サイトより)

Switch版ではネット対戦ができるのですが、なぜスマホ版ではなくしたんだろう…。別のゲームですが、『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議な鍵SP』(通称DQM2SP)ではスマホ移植でリアルタイム対戦が出来てましたよね。向こうはターンバトルで妖怪ウォッチはよりリアルタイムの同期が重要な戦闘システムではあるので、実現が難しかったんでしょうか。

いずれにせよ、ネット対戦がないことでゲーム内の敵としか戦闘することないのですが、そこがとても残念でした。集めた妖怪や考えたパーティで、オンラインの人や友達と対戦してみたかったです

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まとめ

しばらくは妖怪ウォッチのことしか考えられないぐらいハマってました!

本作は妖怪アークや妖聖剣、妖怪YメダルとNFC連動することによってゲーム内アイテムがもらえるのですが、ハマりすぎて連動アイテム欲しさに購入しようかかなり迷いました…。結局このゲームの連動以外で使う予定がまったくなかったので、購入は控えました。

久しぶりにやる妖怪ウォッチはとても面白かったです。誰でも楽しめるゲームだと思いますし、スマホになったことで更に手軽にできるようになったと思いますので、スマホの買い切りゲームで迷っていたらとりあえずおすすめです。

では!

ネット対戦もできるSwitch版はこちら!

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