本記事について
2021年もあと少しで終わりですね。個人的には今年は家庭環境・仕事回りの変化など、色々と新しいことに多く巡りあえた年でした。みなさまはどんな1年をお過ごしでしたでしょうか。
さて、2021年も色んなゲームが発売されましたね。PS5が2020年11月12日に発売して約1年経ちましたが、PS5向けのゲームも徐々に揃ってきたように思います。
今回は日本国内で2021年に発売したPS5用のシングルプレイヤーゲーム(1人用のゲーム)の中から、おすすめのゲームをご紹介したいと思います。
振り返ってみると、インディーズのゲームや、PS4からアップグレードされたゲームも数多く発売されましたね。他機種でも遊べるゲームもありますが、もしまだ遊んでいないゲームが入っていたら是非PS5版の高速ロード・高画質で快適に遊んでみて欲しいです!
それでは早速見ていきましょう!
『バイオハザード ヴィレッジ』
発売日 | 2021年05月08日 |
ジャンル | サバイバルホラー・FPS |
価格 | 7,990円(税込) |
開発元 | カプコン |
発売元 | カプコン |
CERO | 通常版:D(17才以上対象) Z Version: Z(18才以上のみ対象) |
バイオハザードシリーズ8作目である今作。前作『バイオハザード7 レジデント イービル』から引き続き主人公の「イーサン・ウィンターズ」が、ヨーロッパの山奥にある村を探検するサバイバルホラーゲームです。
FPS視点など主なゲームシステムは前作から引き継ぎつつ、実は『バイオハザード4』のゲーム要素が散りばめられています。武器商人の存在、敵を倒すことで得られるお金などもそのうちのひとつで、ストーリーを進めながら少しずつ武器をカスタマイズして強くしていけるRPG的な要素も楽しさの一つです。
次世代機となりグラフィックもサウンドもかなりリアリティのあるものになっており、PS5で発売されているホラーゲームの中でもトップレベルのクオリティです。このブログでいくつかゲームレビューを書かせていただいていますが、最高得点を付けさせてもらっている唯一の作品でもあります。
このトップクオリティのグラフィックやサウンドを堪能するため、プレイする時は深夜にヘッドホンをかけながらがおすすめです。
前述したゲームレビューにて詳細を記載していますので、気になる方は以下も見ていただけると嬉しいです。
なお、本作はCERO:Dに準拠している「通常版」と、より暴力表現が激しくなった「Z Version」の2つのバージョンが存在します。お買い求めの際にはお間違えの無いよう、ご注意ください。
『Hades』
発売日 | 2021年09月30日 |
ジャンル | ローグライク・アクション |
価格 | 3,300円(税込) |
開発元 | Supergiant Games |
発売元 | Private Division |
CERO | C(15才以上対象) |
こちらのゲーム、Metacriticというエンタメ系の評価サイトでPS5用ゲームの堂々の評価1位を獲得しており、数多くのゲームの賞も受賞しています(パッケージには50以上の賞を受賞している旨が書かれています)。
元々PCやSwitchで去年発売されていて、PS5版は今年発売となりました。本当にそこまで称賛されるようなゲームなの?と半信半疑でプレイし始めたのですが、自分も見事にこのゲームにハマりました。
ゲームの名の通りギリシャ神話がストーリーやキャラのベースとなっています。ローグライクなので入るたびにマップや敵が変わり、ギリシャの神々から様々な功徳(スキル)を得ながら冥界からの脱出を目指すクォータービューのアクションゲームです。
そのランダム性と、ローグライクではあるものの着実に少しずつ成長していく感覚、そして重厚なストーリーも兼ね備えており、何度も周回したくなってしまう中毒性があります。
世間からは固い評価を得ている本作。一度プレイすればこのゲームの魅力が分かると思います。
『ドキドキ文芸部プラス!』
発売日 | 2021年10月07日 |
ジャンル | ビジュアルノベル |
価格 | 4,200円(税込) |
開発元 | チーム・サルバト |
発売元 | PLAYISM |
CERO | C(15才以上対象) |
元々はPCで2017年9月22日に『ドキドキ文芸部!』という名で発売したゲームですが、HDリマスターやいくつかの新要素を追加し、タイトルにプラスが付いて『ドキドキ文芸部プラス!』として各家庭用機種で発売されました。
こちらも『Hades』と同様、数多くのゲームの賞を受賞しています。Steamでは現在(2021年12月29日時点)で170,517件のレビューが寄せられていて、レビューの傾向も「圧倒的に好評」となっています。
主人公が幼馴染の女の子から誘われ、文芸部に入部するところからストーリーが始まります。幼馴染の他にも3人の女の子たちが登場するのですが、他のビジュアルノベルと少し違うのが、それぞれの女の子との好感度が詩の執筆により変化する、というところです。詩の執筆はランダムに選ばれるいくつかの単語の中から好きなものを選んでいくシステムとなっていて、女の子の好みの言葉を選ぶ事によりその特定のキャラの好感度が上がる仕組みになっています。
ビジュアルノベルという性質上、ストーリーの内容についてはこれ以上詳しくは書けませんので、気になった方はとりあえずプレイしてみて欲しいです。
ただ、一つ注意点が。このゲームは子供や刺激に弱い方には適していません。
『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』
発売日 | 2021年06月10日 |
ジャンル | アクションRPG |
価格 | 9,878円(税込) |
開発元 | スクウェア・エニックス |
発売元 | スクウェア・エニックス |
CERO | C(15才以上対象) |
今や最新作は「15」まで出ていて、次回作である「16」も開発中であるFFシリーズ。こちらは1997年に発売された『ファイナルファンタジーVII』のリメイク作品である『ファイナルファンタジーVII リメイク』をPS5版にアップグレードし、更にストーリーの追加コンテンツを加えた『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』という作品です。
FFシリーズの中でもかなり人気のナンバリングタイトルである「VII」のリメイクなので、かなり力を入れて作られているのが伺えます。戦闘はオリジナルの「VII」ではATB(アクティブ・タイム・バトル)制でしたが、リメイクでは『キングダムハーツ』シリーズに近いアクションRPGに変わっています。
難易度「ノーマル」でも結構難しいゲームです。敵毎にしっかりと戦略を立てて攻略法を考える必要があり、やりごたえのある難易度でとても楽しかったです。また、難易度「イージー」で手軽にプレイすることも可能となっています。
初めてFF7に触れる方も『キングダムハーツ』シリーズが好きな方、やりごたえのあるアクションRPGが好きな方にもおすすめです。オリジナルのFF7をプレイしている方は考察等でより楽しめる内容になっていると思います。
また、本作はストーリーが分作となっており、この一本ではストーリーが完結しません。次回作の発売日は未定となっているので、続報が待ち遠しいです。
『テイルズ オブ アライズ』
発売日 | 2021年09月09日 |
ジャンル | 心の黎明を告げるRPG |
価格 | 8,778円(税込) |
開発元 | バンダイナムコスタジオ |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
CERO | C(15才以上対象) |
テイルズオブシリーズの25周年記念タイトルとして発売されたタイトルです。作品毎にジャンル名がユニークなのが地味に楽しみなシリーズでもあります。
個人的には久しぶりのテイルズオブシリーズだったのですが、以前のテイルズと比べると驚くほど進化しており、快適にプレイできるよう様々な工夫がされているとても丁寧に作られたRPGです。
キャラデザインも美しく作られており、グラフィックも綺麗で、戦闘も楽しいです。初めてテイルズオブシリーズをプレイされる方や、しばらくシリーズから離れていた方にも是非本作をプレイしてみて欲しいです。
こちらも個別のゲームレビューにて詳細を記載していますので、ご興味があれば見ていただけると嬉しいです。
『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』
発売日 | 2021年06月11日 |
ジャンル | アクション |
価格 | 8,690円(税込) |
開発元 | インソムニアックゲームズ |
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
CERO | B(12歳以上対象) |
ラチェクラシリーズとしては通算15作品目となった本作。前作の『ラチェット&クランク THE GAME』は第1作目のリメイク作品でしたので、ストーリーとしてはPS3で発売した『ラチェット&クランク INTO THE NEXUS』の続きとなります。
実際ストーリーもちゃんと繋がっているのですが、私自身も「INTO THE NEXUS」は未プレイの状態で本作をプレイしたので、シリーズ未経験の方でも楽しめるゲームになっていると思います。プレイしていればなんとなく全員の名前や関係性なども分かるようになりますし、どちらかというとストーリーの焦点は新キャラ達に置かれています。
ゲームとしてはPS5の性能をこれでもかと活かした内容になっており、次世代機としてのパワーを実感したい方には特におすすめのゲームです。誰でも楽しめるようなアクションゲームとなっており、ストーリー全体としては若干短めなものの、その分かなり濃厚なゲーム体験を堪能できます。
こちらも個別のゲームレビュー記事を書いていますので、気になった方は以下もご確認ください。
『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』
発売日 | 2021年09月24日 |
ジャンル | アクション |
価格 | 6,490円(税抜) |
開発元 | コジマプロダクション |
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
CERO | D(17才以上対象) |
メタルギアシリーズで有名な小島監督が、コナミを退社後新しく設立したコジマプロダクションでの初作品が『DEATH STRANDING』です。元々は2019年11月8日にPS4用ゲームとして発売したものを、PS5向けにリマスター・PS5コントローラー「DualSense」に対応し、武器や装備、訓練場やレース場の追加など、様々な追加要素を加えた作品となっています。
私自身はまだPS5版をプレイできていないのですが(PS4版をクリア&トロコン済み)、他にはない唯一無二のゲームなのでどうしてもご紹介したく、こちらのランキングに入れさせていただきました。
主人公はフリーランスの配達屋で、様々な場所へ荷物を配送するのが目的のゲームです。荷物の状態を悪くしないために戦闘は最小限に抑えながら目的地に向かう必要があり、メタルギアシリーズを彷彿とさせるようなステルス要素も存在します。
最初は徒歩しか選択肢がありませんが、配達が楽になる装備を少しずつ開発できるようになっていきます。配達が徐々に早く、そしてより効率的になっていくのがとても楽しく、自分が考えた配送ルートがうまく回り始めた時はまるで自分が作った発明品がうまく動いてくれた時のような嬉しさを感じます。
グラフィックや音楽も素晴らしく、演出も小島監督らしいセンスを感じさせ、とてもかっこいいです。このゲームの独特な世界観に浸りながら、配達で人との繋がりを感じてみませんか。
『メトロ エクソダス』
発売日 | 2021年07月15日 |
ジャンル | サバイバルFPS |
価格 | 4,840円(税込) |
開発元 | 4A Games |
発売元 | スパイク・チュンソフト |
CERO | Z(18才以上のみ対象) |
メトロシリーズの3作目である『メトロ エクソダス』は核戦争で荒廃したロシアを舞台にしたストーリー主導のFPSです。小説が原作ということもあり、世界観やキャラなどのバックボーンがしっかりとしていて探索しているだけでも楽しいゲームなのですが、今作では新たにオープンワールド要素を導入しています。
オープンワールドと言っても、厳密に表現するのであれば「セミオープンワールド」となるでしょうか。広大な1つのマップでゲームが完結するわけではなく、リニアなチャプターと、広めのマップを探索するオープンワールド的要素のあるチャプターの2つに別れています。
元々は2019年2月15日にPS4版が発売したゲームで、PS5版にアップグレードし画質の向上とレイトレーシングへの対応、ロード時間の短縮やDualSenseへの対応が行われました。
ゲームとしては多少の粗さはありつつも、雰囲気が抜群に良く、ホラー・オカルト要素もあるメトロの硬派な世界観はプレイする価値が十二分にあります。
以下の記事で本作の詳細ゲームレビューも記載しています。
『プレイグ テイル -イノセンス-』
発売日 | 2021年07月06日 |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
価格 | 4,899円(税込) |
開発元 | Asobo Studio |
発売元 | オーイズミ・アミュージオ |
CERO | Z(18才以上のみ対象) |
このゲーム、あまり名前を聞いたことがない方も多いかもしれませんが、ネットでの評価も高く、2022年には続編が出ることも発表されています。14世紀のフランスを舞台にしていて、時代もあり舞台設定としては少しダークなものになるのですが、このゲームの根幹にあるのは兄弟愛・家族愛の物語です。
主人公たちは非力なのでゲームシステムとしてはステルスや謎解き要素が多く、かの有名な『The Last of Us』にも少し似たゲーム性となっています。CERO:Zということもあり衝撃的な場面も少なくないですが、ストーリーとしてはそこまで長くないものの自分の中で強烈なインパクトを残したゲームでした。
元々2019年11月28日にPS4で発売したものを、PS5版にアップグレードし画質やロード時間の向上、DualSenseへの対応等を行っています。
ストーリー重視且つ、ステルスや謎解きが好きな方は是非プレイしてみてください。
以下で詳細のゲームレビューも書いていますので、ご興味あれば是非ご一読いただけると幸いです。
『Ghost of Tsushima Director’s Cut』
発売日 | 2021年8月20日 |
ジャンル | アクション・アドベンチャー |
価格 | 7,590円(税込) |
開発元 | Sucker Punch Productions |
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
CERO | Z(18才以上のみ対象) |
『スライ・クーパー』シリーズや『INFAMOUS』シリーズで有名なSucker Punch社の新作がまさかの日本の対馬を舞台にしたオープンワールドゲームということで、発売前から話題になっていたゲームです。個人的には去年発売したPS4版をプレイしていてPS5版はプレイしていないのですが、壱岐島を舞台にした追加コンテンツとロード時間や画質の向上、リップシンク(セリフと口の動き)の日本語対応がされたようです。
「誉れは浜で捨てました!」など、様々な名言があることでも知られる本作。開発は海外のスタジオですが、めちゃくちゃ日本と日本の文化・価値観をリスペクトしながら作ったんだろうな、というのを感じさせる作品です。
ストーリーも心に突き刺さるもので、プレイヤーに選択肢が委ねられるとある場面ではどうすればいいかのか本当に悩みました。仲間となるキャラ一人一人にも悲しくも切ないストーリーがあり、メインストーリーもサイドストーリーも面白く、次が気になる物語となっていました。
剣劇アクションに魅力を感じる方、悲しくも儚い人情味溢れるストーリーを楽しめる方には是非プレイしていただきたいです。
さいごに
2021年の締めくくりとして今年プレイしたゲームを思い返しながら記事を書きました。もしまだプレイしていないゲームが入っていれば、是非プレイを検討してみてください。
2022年はどのようなゲームとの出会いがあるのか、今からとても楽しみです。
来年もあそブロをどうぞよろしくお願いします。
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